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うつ病

2008 - 06/08 [Sun] - 20:26

 うつ病は、統合失調症と対置される2大精神疾患の一つであり、気分、思考、意欲の面における変調を主徴とするものである。
疫学 平均発症年齢は20代後半~30代で、中高年での初発も珍しくない、有病率は人口の2,2~3,5%とされる

成因と病態生理 確定はされていないが、セロトニンやノルアドレナリンなどによる神経機能の低下が関連している可能性が高い

症状 抑うつ気分、興味や喜びの喪失、焦燥または制止、易疲労感や意欲低下、無価値観や罪責感、思考力や集中力の減退、自殺念慮や企図、食欲や体重の異常、睡眠障害、以上の9つのうち5つ以上の症状が2週間以上、同時に存在する。病相期間以外には、寛解状態となり病前の状態や人格水準を回復し、残遺状態を呈することがない、また、意識障害、著名な記憶障害や知覚障害を呈することはない。

診断 うつ状態を適切に把握することが大切で、患者本人だけでなく病前のその人をよく知る家族などからの客観的な情報が必要不可欠である。うつ状態は一時でなく、2週間以上持続することも診断に重要である。なお、脳腫瘍など気質的疾患、薬物によるもの、統合失調症、神経症などを鑑別しなければならない。

治療 患者や家族の話をよく聞き、患者の悩みに共感することがまず大切である。治療は支持的精神療法と、抗うつ薬を主体とした薬物療法を併用する。

経過・予後 うつ病エピソードは通常3ヶ月から6ヶ月持続し、予後はよいが、再発することが多い。

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