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顎関節症

2008 - 04/28 [Mon] - 22:45

概念 開口運動に障害をきたしたり、開口・閉口時に痛みが出現するもの顎関節症という。確立した診断基準はない。

疫学 10代後半から20代の女性によくみられる。

成因・病態生理 下顎骨と側頭骨との間の間接を顎関節といい、両側の耳介の前下方に位置している。ここを支点として開口・閉口を行っているが、これらの運動に障害をきたしたり、開口・閉口時に痛みが出現する。従来は不正咬合(噛み合わせが悪いこと)、過度の進展、慢性疲労による炎症がおもな原因だと考えられてたが、現在は顎関節とその周囲の筋肉や神経系の障害ととらえられており、精神的ストレス、歯ぎしりなどが要因とされている。

症状 口が開かない、顎が痛い、口を開けると音がする、などの症状がみられる。

治療 硬いものやガムを噛まないようにし、顎関節の安静を保つ。また症状を緩和する目的で、マウスピースの装着、消炎鎮痛薬・筋弛緩薬などの投与を行う。治療に抵抗性の場合は冷温、電気刺激、超音波などの理学的療法を行い、口がまったく開かないような場合は関節内に直接薬剤の注入を行うこともある、また変性が著しい場合は外科療法を行う。
予後 一般的に良好である。長期予後については明らかではない。

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