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エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群)

2008 - 04/26 [Sat] - 17:32

 ヒト免疫不全ウイルス(human immunudeficiency virus HIV)の感染によって起こされる免疫不全症に続発する症候群で、1981年に初めて報告された。5類感染症

疫学 WHOの歩国では、2002年の全世界でのHIV感染者ならびにAIDS患者生存者は4,200万人(推定)で、わが国では2003年3月現在、HIV感染者は5,286人、AIDS患者は2,624人の届出がある。

成因と病態生理 HIVはCD4陽性Tリンパ球に感染してその機能を破壊する。その結果免疫能が低下して日和見感染を起こす。HIVの感染経路は、①HIV感染者との性交渉 ②HIVが混入した血液製剤の輸注 ③HIV感染者の妊娠・出産で、感染の80%以上は性交渉が原因である。

症状 
① 急性期(HIV感染2~4週間後) 発熱、咽頭炎、リンパ節腫脹、関節痛、筋肉痛、皮疹などがみられるが、数週間で消失する。
② 無症候期(数年~十数年) 特別な症状はない。
③ エイズ関連症候群期 表在性リンパ節腫脹、体重減少、発熱、下痢などの消耗状態。
④ エイズ発症期 後腔・食道カンジダ症、帯状疱疹、カポジ肉腫などを起こす。脳炎を起こして認識・行動障害、無気力、無関心など神経症状をみることもある。

診断 感染の機会に続き、全身症状が出現する。血清学的検査による抗体検出、遺伝子検査でのHIV遺伝子検出で診断する。また血液中のCD4陽性Tリンパ球が病期の進行とともに減少する。

治療 抗HIV薬(逆天写酵素阻害薬、たんぱく分界酵素阻害薬など)を使用する。二より未感染対策としては病原体に感受性のある抗菌薬を投与する。また悪性腫瘍を合併した場合には、制癌剤を投与する。

経過・予後 エイズが発症してからの予後は不良である。抗HIV薬の開発で、エイズ発症までの期間延長、さらに発病してからの生存期間も延びつつある。

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性器クラミジア感染症

2008 - 04/26 [Sat] - 16:57

クラミジア・トラコマチスが感染して発病する性感染症である。5類感染症

疫学 非淋菌性尿道炎の原因としてもっとも多い(40~50%)。1999年の頭頚では、男性10万人に112人、女性10万人に256人が罹患している。

成因と病態生理 性行為で感染し、尿道上皮細胞内に感染して増殖し、尿道炎を起こす。

症状 1~2週間の潜伏期間のあと、頻尿、排尿痛、漿性分泌物が出現する。女性では頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎、骨髄腹膜炎などを、男性では精巣上体炎などへ波及することがある。

診断 擦過した感染上皮細胞について遺伝子検査まだは抗原抗体法で検出する。
治療 テトラサイクリン系やマクロライド系などの抗菌薬を投与する。
経過・予後 適切な治療を行えば完治する。

淋病(淋菌感染症)

2008 - 04/26 [Sat] - 16:51

 淋病は、淋菌によって起きる急性の性感染症(STD)で、男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎が代表的である。また結膜炎、咽頭炎、著t口調炎、腹膜炎、全身感染症を起こすこともある。5類感染症。
疫学 1999念の頭頚では男性10万人当たり127人、女性10万人辺り29人の罹患率で、性行為の多様化により増加傾向にある。

成因と病態生理 性的接触で感染する。

症状
①男性尿道炎 1~14日間の潜伏期を経て尿道不快感、排尿痛、黄色の膿性尿道分泌物排出がある。頻尿、尿意切迫感尿同効の腫脹も認められる。
②子宮頚管炎 症状は軽く膿性腟分泌物の増量が主体である。尿道に波及した場合には、排尿痛や頻尿を伴う。女性では症状が軽いだけに、保菌者になって、感染源となりやすい。

診断 排尿痛や頻尿などの症状が宇多が割れる。分泌物から淋菌の分輪を行って同定する。抗原検出法、遺伝子検査などもある。

治療 抗減薬で治療する。ペニシリン耐性菌が世界的には数%、わが国でも数%あり、セフェム系抗生物質やニューキノロン系抗菌薬を投与。

経過・予後 適切な治療で早期に治癒する、ただし不適切な治療では尿道狭窄や卵管狭窄を起こすことがある。

梅毒

2008 - 04/26 [Sat] - 15:09

 梅毒トレポネーマの感染によって起きる性感染症(STD)である。5類感染症。
疫学 現在では減少傾向にあり、1990年代の患者数は1,000例前後である。

成因と病態生理 性行為によって梅毒トレポネーマに感染し、多彩な症状が出現する。また、母親が梅毒の場合に、母体内で感染する先天性梅毒もある。

症状
① 第一期梅毒 感染後3ヶ月までをいう。感染して約3週目に、梅毒トレポネーマの進入した部位に初期硬結ができ、丘疹が潰瘍となって硬性下疳(こうせいげかん)を生じる。所属リンパ節が腫脹し、無痛性横痃(おうげん)と呼ばれる。こちらの病変は数週間以内に消える。
② 第二期梅毒 感染して3ヶ月頃から梅毒トレポネーマが血中に入って増殖し、発熱、関節痛、全身倦怠感、全身リンパ節腫脹などを起こす。多彩な発疹が特徴で、梅毒性バラ疹、丘疹性梅毒疹、扁平コンジローム、梅毒性乾癬(かんせん)、脱毛症などがみられる。
③ 第三期梅毒 感染して3~10年の時期で、結節性梅毒、ゴム腫、粘膜疹が現れる。
④ 第四期梅毒 感染して10年以降に、心血管梅毒どして梅毒性大動脈瘤、神経梅毒として脊髄癆(ろう)、進行麻痺などが現れる。

診断 性行為の既往と、特有な皮疹から診断、血清学的検査(ワッセルマン反応、TPHA法、FTA-ABS法)から確定診断する。また病巣からの滲出液などについて、トレポネーマを検出する。

治療 ペニシリン系抗菌薬を十分に投与。
経過・予後 適切な治療を行えば予後は良い。

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