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副鼻腔炎

2008 - 05/30 [Fri] - 01:37

 副鼻腔の炎症疾患を総称したもので、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、副鼻腔炎真菌症、アレルギー性鼻・副鼻腔炎に分類される。

疫学 従来の細菌感染を主体とした副鼻腔は軽症化あるいは現象しているが、アレルギー性鼻炎患者においてアレルギー性鼻・副鼻腔炎の存在が多くなっている。

成因と病態生理 副鼻腔には、上顎洞、篩骨洞、蝶形骨洞、前頭洞が存在するが、副鼻腔炎ではこれらの一部あるいは全部に炎症を生じる。急性副鼻腔炎は、多くの場合、急性鼻炎・上気道炎に続いて発症し、膿性鼻漏、鼻閉のほか、頬部痛、歯痛、頭痛などの症状を伴う。慢性副鼻腔炎では、副鼻腔粘膜に浮腫や繊維化による肥厚があり、副鼻腔自然口を介した自然治癒過程の障害と炎症の慢性化が生じている。

症状 鼻漏、鼻閉、嗅覚障害、頭痛、頭重感、頬部痛、発熱などがある。

診断 鼻内所見として粘膜の腫脹と色調の変化、中鼻道に分泌物貯留などがあり、X線検査所見、細菌学的検査、アレルギー検査などで診断する。

治療 急性副鼻腔炎には、抗菌薬、粘液溶解薬、消炎酵素薬を加えた薬物療法が大切であり、これに局所療法を組み合わせて治療する。
 慢性副鼻腔炎の治療には、薬物、局所療法、手術を適宜組み合わせて行う。

経過・予後 最近では内視鏡下鼻内手術が行われ、副鼻腔の粘膜を保存しながら、より生理的な状態での治癒を目指すものであり、手術に伴う患者の負担は軽減している。

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アレルギー性鼻炎

2008 - 05/26 [Mon] - 18:28

アレルギー性鼻炎
 発作性反復性のくしゃみ、水溶性鼻汁、鼻閉を特徴とすつ鼻粘膜の即時型アレルギー性疾患である。
疫学 有病率は12~15%と推定される。1960年代の有病率は6~7%だったので、30数年前と被殻し約2倍に増加している。

成因と病態生理 ダニや花粉などの吸入性抗原が鼻粘膜肥満細胞上でIge抗体と反応を起こしアレルギーの引き金となる。 肥満細胞からヒスタミンなどのケミカルメディエーターが遊離される。ヒスタミンは感覚神経を刺激してくしゃみを起こし、副交感神経を介する反射により鼻漏過多を生じさせる。また、間質浮腫および容積血管の拡張により鼻閉が起こる。

症状 くしゃみ、水溶性鼻汁、鼻閉が反復性に起きる。鼻症状のほかに眼異物感、瞼腫脹感、流涙などの眼症状を合併する。

診断 特有な症状のある患者に鼻汁好酸球検査、抗原検索(皮膚テスト、血清IgE抗体定量、鼻粘膜誘発テストなど)を行って診断する。

治療 できるだけ抗原を回避することが重要である。特異的減感作業方(免疫療法)、抗アレルギー薬を用いた薬物療法、局所ステロイド薬投与などを行い、薬物療法が困難な場合や向こうな場合には、電気凝固法、下鼻甲介粘膜切除手術などの手術療法もおこなわれる。

経過・予後 感知がむづかしい慢性疾患であり、病期や治療に対する理解が得られるように患者とのコミュニケーションをよくしQOLの改善を目指すことが大切である。

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突発性難聴

2008 - 05/22 [Thu] - 20:27

突発性難聴 

 原因不明に突発発症する感音難聴を総称して突発性難聴という。

疫学 年間に約2万人が突発性難聴の診断を受けている。

成因と病態生理 突然の感音難聴の原因として、頭部外傷、気圧外傷、ウィルスや細菌の感染、内耳性血流障害、聴神経腫瘍などがある。またスキューバダイビングによる内耳気圧外傷による急性感音難聴が増加している。

症状 突然に難聴が発生し、高度の感音難聴である。耳鳴り・眩暈(めまい)を伴うこともある。

診断 詳細な問診のあと、耳鼻咽喉の観察、聴力検査、画像検査を行う。流行性耳下腺炎(ムンプス)で急性の高度感音難聴が起こることがあり、血清ムンプス抗体値検査が有用な場合がある。

治療 安静と内耳の循環改善を目標とする。安静は身体だけでなく、心の安静と音に対する安静が必要である。抗ウィルス薬や高気圧酸素治療も試みられる。

経過・予後 発症から2週間以内に治療を開始すれ聴力改善の可能性がある。1ヶ月を過ぎると改善の可能性は低い。

中耳炎

2008 - 05/16 [Fri] - 22:24

 中耳腔粘膜の炎症病態をいう。急性化膿性炎症を起点として、炎症の遷延・反復と中耳腔の形態的あるいは機能的特徴により種々の慢性の病態を示しやすい。

疫学 経耳管感染によることが多く、小児(とくに2歳以下)に多い。通常、上気道感染に続発するため冬季に多い。

成因と病態生理 起因菌としてはインフルエンザ菌と肺炎球菌が多く、続いてモラクセラ・カタラーリスがある。航空機登場など圧の変化などによる非感染性のこともある。

症状  耳痛、発熱が主な症状で、耳漏を伴うこともある。耳痛を訴えることはできない幼児期では、不機嫌、夜鳴き、しきりに耳に手をやる、原因不明の発熱などに十分留意する。

診断 鼓膜の発作、膨隆、鼓室内貯留液など鼓膜所見で診断できる。

治療 抗菌薬を投与、点耳する。

経過・予後 急性内耳炎では抗菌薬の投与により数日で軽快し、2週間以内には鼓膜所見も改善する。

メニエール病

2008 - 05/16 [Fri] - 19:49

メニエール病
 耳鳴り、難聴を伴う回転性の眩暈発作(げんうんほっさ)が反復する病態で、1861年にメニエールによって報告された。

疫学 人口10万人当たり15人の有病率である。

成因と病態生理 内耳の内リンパ水腫が原因とされる。内リンパ腫は、内耳の循環障害によるとする節が有力で、感染後、外傷後、自己免疫疾患などでもみられる。また種々の外因、内因によっても発症し、ストレス病の一種とも考えられている。

症状 一側性の難聴、耳鳴り、眩暈発作が主な症状で、これらが関連して反復して現れる。吐き気、嘔吐、冷や汗を伴うこともある。

診断 耳鳴り、難聴、眩暈(めまい)があり、聴力検査では中・低音域で感音難聴を示す。眼振検査で発作時に水平回線混合性の眼振があり、温度眼振検査では患側耳の刺激で軽度ないし中等度の反応低下がある。

治療 急性期には安静臥床とし、嘔吐や眩暈に対して対症療法を行う。発作予防には精神安定薬や循環改善薬を投与する。発作が頻回の場合や薬物療法に抵抗性の場合には手術療法を行う。

経過・予後 メニエール病の1回の発作は比較的短く1週間以内である。発作は反復し、次第に難聴が進行する。

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